脳内出血体験者が降圧剤の副作用を脱出する為の自力高血圧改善日記

脳内出血体験者が発病から長期にわたる降圧剤の使用により副作用がでてきました。調べれば調べるほど降圧剤の効用より副作用の恐ろしさがわかってきました。悩み苦しみながら医者に頼らず自力で高血圧を改善するしかないと決意し、自力高血圧改善に成功しました。

タイトル


 


プロスノボーダーの岡本さんが撮影中の事故で遭われた脊髄損傷・頸椎損傷について

         

私が、リハビリ専門病院に入院していた時に
脊髄損傷や頸椎損傷の患者さんも多く見受けられました。

 

その頃、脳髄損傷や頸椎損傷についてもあまり知識はありませんでした。
損傷原因は、交通事故・転倒・高所からの転落・スポーツなどです。


現在現在日本には10万人以上の脊髄損傷者がおり、

毎年5,000人以上の新たな脊髄損傷患者さんが発生しているそうです。

受傷原因の割合は次の通りです。

頸椎損傷で入院されている家族の方がリハビリしている私に
「あなたは幸せやね。少しでも動くようになって。

私の息子は、雪道で車から降りたところで転んで、

ガードレールに首をぶつけてそれで下半身麻痺よ。たったそれだけで。」


と言われました。返す言葉はありませんでした。

脊髄損傷は背骨で保護されている背骨の中の神経細胞が

交通事故などで外力を受け破壊されることです。

頸椎損傷は同様に首の中の神経が外力を受けて破壊されることです。

脳卒中は指令を発する器官が、

脊髄損傷や頸椎損傷は指令を伝える器官が破壊されてしまうのです。

いずれも、神経が破壊されますので、二度と元通りにはなりません。


脳卒中の場合は、早期であればリハビリによって

別の神経細胞がバイパスのような役割を果たして機能が回復することがあります。(理由は、はっきり解明されていません。)
しかし、脊髄損傷・頸椎損傷の場合には、

そういったバイパスができるようなことはなく

一度損傷すると二度と元にはもどらず失った機能が回復することはありません。

いろいろ研究はされているようですが、現代医学ではなすすべがない状態です。

 

破壊された神経の場所によって異なる症状・後遺症が残ります。
脳卒中とは違って、意識や記憶・言語などの障害はありませんが、

損傷した場所によっては自律神経機能に影響があり、

下半身麻痺とあわせて介護を必要とする場合もあります。

下半身あるいは上半身も含めた麻痺に加えて、呼吸筋麻痺・体温調整機能低下・起立性低血圧・感覚機能の低下とじゅく瘡・筋力低下・関節拘縮、排便・排尿機能の低下などの症状がみられます。


聞き慣れない症状もあるかと思いますが、

生きているうえで人間が意識することなく、
体の機能を調整してくれている自立調整機能の障害です。
リハビリが及ぶ範囲ではありません。脳卒中高次脳機能障害と同じです。

 

意識や理解力は全く変わっていないので、

この状態を受け入れることは相当な覚悟が必要になると思います。

脊髄損傷の場合にはリハビリを始める前に、

まず自分の状態を受け入れることが必要といわれています。
回復を目指してのリハビリではありません。

残された機能を使っていかに日常生活でできることを増やしていくかという

ある意味つらいリハビリです。

入院も長期に及ぶことが多く、2年間も入院されている方もいました。

 

私のように生活習慣病なら多少なりとも自己責任の部分がありますが、

事故の場合は、不可抗力としか言えません。

できることは、安全運転に努める。高いところに登らない。

転倒しないように気をつけるくらいしかありません。

運命はあまりにも過酷であるとしかいいようがありません。

岡本さんのこれからの人生には多くの苦難が待ち受けているのかもしれません。

けれども太陽の登らない朝はありません。どうぞ希望を捨てずに生き抜いて下さい。

ご家族の方も大変だと思いますが、支えてあげて下さい。