「食事・運動・精神」三位一体の協力体制の中のゆとりある精神について考えてみました。五日市剛さん(その2)
を差し上げたら「斎藤一人さん・小林正観さんの本」が返ってきたわけですが、
五日市剛さんの「ツキを呼ぶ魔法の言葉」についてもう少しお話します。
五日市さんが高専生の時、いろいろなことに事に行き詰っていたとき
何故か引き付けられるように中東のイスラエルに旅行に行った時の物語です。
旅行先で財布を取られ、食泊するところもなく途方にくれるのですが、
イスラエルのおばあさんに声をかけられ自宅に泊めてもらいます。
「あなた、いま幸せ?」
「いや、その、どうかな・・・・・」
「どうしたらもっと幸せになれると思う?」
「はて、どうしたら・・・・・」
「それはね。怒らないこと。どんな時もね」
「人間であるからには、誰だって怒ることくらいあるんじゃあないですか。」
「怒らなくてもいいのよ。この世に、正しい怒りなんてあるかしら?」
と言ってニッコリ。さらにこう付け加えました。
「怒ってばかりいると、ツキは逃げていっちゃうわ。
怒れば怒るほど、あなたがせっかく積み重ねてきた運やツキがね、
どんどんなくなっていくのよ。」
「でも誰かから誹謗・中傷を受けた時や理不尽な事件に巻き込まれたときなんて、誰だって強い怒りをかんじますよ。どうしたらいいんですか?」
それに対しておばあさんは、
「そんな時は魔法の言葉。すぐに自分に【ありがとう】と言うの。
するとそれ以上腹がたたないし、怒り言葉は引っ込んじゃうわ。
そのあと、ちょっと間をおいて、別の言葉で相手に優しく伝えなさい。
これでオーケーよ。」
帰国後五日市さんは、素直に魔法の言葉を実践し続けました。
ムカッときたら「ありがとう」
いいことがあったら「感謝します。」
きづくと周囲には僕を理解してくれる仲間が増えていました。
「敵」と思い込んでいた人がいつのまにか味方になっていました。
親との確執もなくなりました。
幸せというものは怒ってばかりいると感じにくくなってしまう。
そんな当たり前のことが、魔法の言葉の実践によってようやくわかりました。
こんな気づきを与えてくれたイスラエルのおばあさんに、心から感謝しています。
この小冊子の外に多数の著書を出版されています。
「ツキを呼ぶ魔法のことば」の小冊子がもっとも読みやすいと思います。
脳内出血を発症する前の私は怒ってばかりいたように思います。
これではツキが落ちますよね。