ゆとりある精神について考えてみました。小林正観さんその3
正観さんの本はどれも興味深いものでした。
たくさんの著書を出版されていますが、私は特に「22世紀への伝言」が好きです。
最初本のタイトルが間違っているのかと思いました。
普通思いつくのは、次の世代21世紀への伝言だと思います。
ところが正観さんは、次の次の世代への伝言を考えておられたるのです。
この本には、
正観さんの生い立ちから、トラベルライターから精神世界の本出版に至るまでの事や、
正観さんの基本となる物の見方・考え方の経緯が書かれています。
【22世紀の伝言】から
「宇宙を支配しているのは、たった一つの法則です。」
それは、「投げかけたものが返ってくる」(投げかけないものは、返ってこない)
というものだそうです。
仏教では、「動」と「反動」
物理学では、「作用」「反作用」と呼ばれていますが同じことです。
言葉を換えて言えば
「愛すれば愛される」「愛さなければ愛されない」
「感謝すれば感謝される」「感謝しなければ感謝されない」
「嫌えば嫌われる」「嫌わなければ嫌われない」
「憎めば憎まれる」「憎まなければ憎まれない」ということ
毎日の生活においても
「辛い」「悲しい」「苦しい」「悔しい」といい続けていると、まわりはより一層そうなります。
体に不調な場所が増え、故障と痛みが増幅します。
「そんなに生きているのが辛いのなら、早く死んじゃいましょう」と体が勝手に反応して
どんどん悪くなります。
逆に「ラッキー」「しあわせ」と喜び続けていると、どんどん元気になり、幸せになります。
【22世紀の伝言】から
日常生活から世界平和にいたるまで、世界中の人が、
この法則「投げかけたものが返ってくる」(投げかけないものは、返ってこない)
を理解すれば、毎日の生活が楽しくなり、戦争もけっしておこることはないように思います。