高電位治療器の危険な催眠商法『イベント型無料体験のここが危ない』
いつのまにか近くのスーパーの駐車場に仮設ハウスが建てられ
盛んに呼び込みが行なわれていました。
何かと思っていたら、高電位治療器の無料体験でした。
ハクジュプラザや病院よりも近いし、買い物のついでなのと
商法にも興味があったので、試しに入ってみました。
店内のデジカメ撮影は断わられたので、店内画像はアップできません。
基本はヘルストロンと同じ高電位治療器です。
ヘルストロンとの違いは、ヘルストロンは、一定の電圧なのに対して
その商品は、1秒間に60回プラスとマイナスが交互に入れ替わることによって
体の電位慣れを防いで効果を発揮するとの説明でした。
★イベント型無料体験商法のここが気になりました
私は、高血圧改善の体験から高電位治療器の効果も認めており、
ヘルストロンを製造・販売しているハクジュプラザの無料体験にも通っているので
このように一過性のイベントによって高電位治療器を販売しようとする
無料体験商法の気になったところを挙げてみたいと思います。
まず、私にヘルストロンを紹介してくれた方の考え方をまとめてみます。
1、高電位治療器は魔法の椅子ではありません。
2、厚生省に認可されている効果は、4項目だけです。
『頭痛』『肩こり』『慢性便秘』『不眠症』
3、継続して使用することによって穏やかに効果が現れます。
4、治療効果には個人差があります。
5、食事、運動、精神の三位一体を調えることが大切です。
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★イベント型無料体験に参加して
無料体験場(仮設ハウス)に入ると、2台の高電位治療器から配線が
3個ずつ分岐され、普通の椅子にマット(おそらく電極)がおかれており
ヘルストロンのような専用の椅子ではありませんでした。
正面を向くと、本日の相来場者数、新規入場者数、効果を書いたプレゼンボード
各種健康に関する書籍がおかれています。
そして、治療中(約20分)は販売アドバイザーが前に立って商品の効果を
漫談のようにおもしろ・おかしく説明していきます。
ハクジュプラザでは居眠りしていてもいいのですが、ここではダメなようです。
(ヘルストロンに座ると眠くなるのです。)
販売アドバイザーの話は
1、厚生省に認可されている以外の効果を強調しています。
(難聴、脳梗塞の後遺症、リウマチなど)
いずれ、ガンの効果もでてくるかもしれません(笑)
2、即効性をさかんに強調します。
・即日耳が聞こえるようになりました。
・脳梗塞の後遺症の硬直がとれました。
・脳梗塞の後遺症で車椅子だったのに歩けるようになりました。
・リウマチでパンパンに腫れていた足がスリムになりました。
3、来た人全員に効果を聞いていきます。
私は、何の効果もないばかりか「左腕に激痛がする」と言うと
(事実イベント無料体験に通うようになって本当に激痛が)
「それはよかったですね。回復の兆しです」 と切り返されました。
次回は、イベント型無料体験商法の矛盾点についてレポートします