高血圧を自力で改善するには自分が主治医となり原因と対策を考える
この高血圧自力改善ブログを書き始めて
- 高血圧の基礎知識
- 降圧剤の種類
- 効用・副作用等
いろいろな知識や考え方を学ぶことができました。
★一般的な医師の高血圧に対する考え方
医師は高血圧をどのように考えているのか気になって
ネットで調べてみました。
- 「降圧剤の使用が脳卒中を防ぐ最もよい方法である。」
- 「高血圧は降圧剤で管理するべきである」
- 「降圧剤の副作用は命にかかわるような副作用ではない」
のように、降圧剤の使用を肯定している医師がほとんです。
ところが、生活習慣改善の指導を
真剣に考えている医師の意見もありました。
★素晴らしい医師の高血圧に対する考え方
※院長ブログの記事より抜粋しました。
昨日、高血圧症の患者さんが受診され、
「薬を飲み始めると一生止められないと聞いているので、
それがいやで受診せずに今日まで放置していた」とのこと。
この様な訴えは非常に多いです。
なぜなんでしょう?
話を聞いていると
- たばこ30本
- アルコールビール1本、
- 運動無し
- 夜の食事が遅い
- ストレスは強い。
- 血圧を上げる要因は極めて多いのです。
いつも私がお話しするのは、
- 私は薬を出すのが嫌いです。
- でも高いときには服用すべきです。
- 服用と並行して止める努力が必要です。
当たり前ですが、そうしないと薬を止めることは出来ません。
患者さんには理解していただけたと思います。
いつも行うことですが、
こちらも患者さんの日常生活が分からないので、
- 1週間患者さんの消費カロリーを計算する万歩計
- 摂取カロリーと栄養の内訳を解析できるチェクシート
をお渡ししました。
それと現時点での最低量の降圧剤を処方しました。
その結果を見てから生活改善指導に入ります。
院長先生の考え方は、
- 高血圧症はご存知のように生活習慣病です。
- 生活習慣の偏りが様々な身体への影響を及ぼしています。
- 体重を3K減らすだけで血圧は10ほど下がります。
- たばこを止めるだけでも血圧は下がります。
- 適切な運動をするだけで血圧も下がります。
- 私が負荷心電図などから作成した運動処方箋にそって 運動されている方はすでに20人ほどが薬を中止か減量しています。
- 実を言うと私も血圧が高く、少量の降圧剤を服用しています。
- 今では食事と運動などで血圧は下がり、上が100前後です。
- 近々中止する方向です。
来年から基本検診法が改訂され、
かなり積極的な生活指導が義務化されます。
医療側も
- 「がんばって歩きなさいよ。」
- 「あまりアルコールを飲み過ぎないように。」
- 「たばこを減らしなさいよ。」
患者側も
- 「犬の散歩に行ってます。気がついたら身体動かしてます。」
- 「ビール止めて焼酎にしています。」
- 「たばこは軽いのに変えました。」といった
- いい加減な指示や行動では成果は出ないでしょう。
厚労省の具体的な対策が先日発表されました。
いよいよ医療側も患者側も正念場になりそうです。(院長:安田雄司)
このような素晴らしい考え方と
治療をされている医師もいらっしゃるのですね。
特に、この治療法に感激しました。
いつも行うことですが、
こちらも患者さんの日常生活が分からないので、
- 1週間患者さんの消費カロリーを計算する万歩計
- 摂取カロリーと栄養の内訳を解析できるチェクシート
をお渡ししました。
それと現時点での最低量の降圧剤を処方しました。
その結果を見てから生活改善指導に入ります。
これだけの言葉をサラリと書くだけの
病院があるでしょうか?凄いことです。
京都で高血圧の方は、ぜひ「やすだ医院」へ
私もこんな医師に巡りあいたかったです。
しかし、以前の私であれば、
院長Blogの安田先生に診察していただいたとしても
真剣に高血圧改善に取り組むことは、しなかったでしょう。
その理由は、
- 脳出血を体験していないので、高血圧の怖さをしらない
- 降圧剤の副作用の怖さを知らない。
- 働き盛りで仕事も面白い時期だったので仕事を優先した
人は、自分で体験しないと
行動を起こすまでに至らないのかもしれません。
しかし、本当はそれでは遅い間に合わないのです。
★自分が主治医になる必要性
どんな病気でも同じかもしれませんが、
特に、高血圧や糖尿病などの場合で、
生活習慣病を改善するためには、
「自分が主治医になる」考え方が必要だと思います。
私は、どのような医師に巡りあうことができるか
運・不運はあるかもしれませんが、
高血圧の症や糖尿病などの生活習慣病は
「自分が主治医」と考えて自ら原因と対策を考えない限り
改善しない病気だという思いを強くしました。
もし、皆さんが自分が自分の主治医なら
今の高血圧の状態をどうされますか
- 患者さんに説明できる高血圧の知識を身につける
- 現在の血圧基準がどんなデータに基づき定められたのか。
- 降圧剤の種類・効用・副作用についてよく調べ、説明。
- 降圧剤の組合せにも配慮し、必要最低限の量を処方。
- 患者さんの生活習慣を把握する。
- 患者さんのデータに基づいて活習慣の改善を指導。
おそらく、上記のような診察を行って下さる
安田院長のような医師に巡り会うことは
たいへんまれなことだと思います。
また、時間的に一人の患者さんのことを
そこまで考慮することは現実的には難しいと思います。
仮にそういった医師に巡り会えたとしても
お酒を毎日飲んで、タバコを吸って
好きなだけ食べて、食事が深夜近くになる
不規則な生活を続けていたのでは、
高血圧が改善するはずもありません。
自分が主治医になったときの行動
自分が主治医になれば生活習慣も詳細にわかります。
何が不足しているのか、何を改善しなければならない
のかも明確にわかります。
言い訳する余地はありません。
- 血圧を毎日測定。
- 高血圧・降圧剤について勉強。
- 肥満解消のため食事を見直し。
- できる運動から始める
- よいと思われる水・お茶・サプリを飲む
- 穏やかな気持ちで毎日を過ごしていく
ようになると思います。
死亡してから後悔してもしかたがありません。
愛する家族のためにも!
自分らしい人生をまっとうするためにも!
★まとめ
以上が、「高血圧を自力で改善するには
自分が主治医となり原因と対策を考える」の内容です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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