どのくらいまでの血圧なら降圧剤は不要なのでしょうか
「高血圧は薬で下げるな」より
著者:浜 六郎医師
本書では、
血圧の目安は新基準(目標85/130)では
まったく低く設定しすぎていて話になりません。
旧来の基準値である(90/160)でもまだ低すぎる可能性が十分あります。
70歳以上の高齢者なら、降圧剤の副作用を考えると
(100/180)では降圧剤は必要ないでしょう。
(110/180)を少し超えている程度でも
あわてて降圧剤を服用する必要はありません。
大切なことは高血圧になっている原因を見つけることです。
肥満、タバコ、酒の飲み過ぎ、食べ過ぎ、偏った食事、
ストレス、睡眠不足、塩分過多などいろいろな要因が考えられます。
思いあたることがあれば、少しずつでいいですから改めるようにして下さい。
そうすればほとんど必ずといってよいほど血圧は下がります。
60歳以下、あるいはもっと若くて40歳~50歳代でも
(100/180)程度までは、降圧剤の服用を控えたほうが賢明です。
まず、生活習慣の改善に取り組みましょう。
よほど降圧剤のリスクは高く、解明されていない副作用があるためでしょうか
浜 六郎医師の見解です。
私は、脳内出血体験者として本書の見解には条件付で賛成です。
私は自分が脳内出血を発症した時の血圧がよくわからないのです。
要するに日頃から血圧を測定していなかったのです。
もちろん、血圧計も持っていませんでした。
自分では(100/150)くらいだと思っているのですが、
それは脳内出血発症の半年くらい前に
健康診断で測定した血圧ではないかと思っています。
救急車で搬送された時に「200」という声が聞こえましたので、
少なくとも上が「200」は超えていたのでしょう。
皆さんが私と同様に40歳代くらいから
血圧が高くなってきた(90/140以上)としたら、
まず、血圧計を購入し、家庭で血圧を測る習慣をつけて欲しいのです。
無関心 → 放置 が最も危険です。
高血圧は自覚症状が少ないので
きづかない間にとんでもない血圧になっているかもしれません。
そして、本書に記載されているように、
すぐに原因を取り除くことを開始して下さい。
手遅れになってからでは遅いのです。
食事療法、運動療法でできることから取組みましょう。
それでも血圧が下がらない(100/150以上)ようなら、医師の診断を受けて下さい。
その際には、すぐに降圧剤の服用を薦めるような医師ではなく、
生活習慣の改善を中心に考えている医師を選ぶ必要があります。
といってもそのような見識にすぐれた医師がどこにいるのか
調べることはできるのでしょうか。
高血圧に改善に真摯に取り組みされている医師はたくさんいると思いますが、
その中でも、ご自分で高血圧改善ができる教材をだされている医師もいます。
【荒木式】高血圧改善プログラム~薬もキツイ運動もやめられた画期的な食事法~
【高血圧】薬も運動も不要、食事だけで血圧を下げる藤城式食事法DVD。
たったの3日でも血圧が下がっていきます。改善しなければ100%返金。(DVD付き)
私は自分の体は自分の責任で守るためにも
このような教材で勉強することをおすすめします。
このブログを書きながらいかに自分に知識が不足していたのか痛感しています。
まず、高血圧の正しい基礎知識、高血圧の原因、降圧剤の副作用などのことを
知ったうえでないと正しい対策をたてることはできません。
「知は力なりです。」