旬の食材たけのことフキを一緒に煮てみました。
自力高血圧改善の応援食材タケノコとフキを一緒に料理してみました。
先日タケノコとフキを別々料理し、とても美味しかったたので、
今度はさらに美味しくなることを期待して一緒に煮物料理にしてみました。
結果は、
「両雄並び立たず」でした。
※同等の力を持つ英雄が二人現れれば、必ず争い、どちらか一方が倒れることになる。
二人の英雄は両立できないということ。
「両雄」とは、二人の英雄のこと。
漢の劉邦に使えていたれき生が、楚の頂羽の軍が漢を攻めてきて
苦戦をしいられたときに進言したという故事から。
表現が大げさですが、フキの渋味とタケノコの風味がケンカをして
いまいちの味になってしまいました。
それぞれ単独で料理した方が個性が発揮されて美味しいです。
しかし、いったいタケノコやフキを誰が最初に食用に発見したのでしょうか。
あの硬い生フキをみて、食用にしようと考えた先祖がいたのですね。
JA野菜直売所では生タケノコ、生フキが販売されています。
私は、下ごしらえが済んだ煮タケノコと煮フキを購入して料理しているのですが、
タケノコは、糠でアクを取り除く必要があります。
フキもゆでて皮をむく必要があります。
仮に誰かが食用にできる方法を発見したとして
それが日本中にどうやって広がっていったのでしょうか。
今の時代のようにクックパッドがあるわけではありません。
そのことについて面白い話があります。
船井幸雄さんのHPから
船井幸雄が10年以上前から提唱してきた『百匹目の猿現象』。『百匹目の猿現象』とは、
約50年前に宮崎県の幸島の一匹の猿の行動がもとになり起きた現象です。
一匹の猿が始めた、川でイモを洗って食べるという画期的な習慣が、
場所を越えてその行為を見たことのない猿にまで一気に広がったという現象のことです
船井幸雄はこの現象に注目し、それを応用して"良い世の中づくり"を実現させようと考え、
10年以上前から「『百匹目の猿現象』を起こそう」と、皆に呼びかけてきました。
『百匹目の猿現象』実現のため、 |
~いま、一人ひとりの意識の方向を変えることで、 |
よい考えや行動がある一定数を超えると、場所を越えて一気に広がる現象を
「百匹目の猿」現象といい、その一定数が「百」であるらしいのです。
一人一人が意識を変え、具体的にできる行動をおこすことで、
世の中をよくする動きが一気に広がれば素晴らしいことだと思います。
タケノコやフキを料理し、感謝しながら美味しくいただいています。
同時に先人の知恵・悠久の昔に思いをはせロマンを感じています。