降圧剤の種類・効用・副作用その2はカルシウム拮抗剤です。
①カルシウム拮抗薬の効用・副作用
カルシウム拮抗薬は、今、日本で最も多く使われている降圧剤です。
私も2種類服用していましたが、
(何故2種類なのかは不明です。知識がなかったので医師にたずねたこともあ
りませんでした。)
降圧効果が即座に表れ、効果が24時間継続します。
薬価も安く血圧を下げる効果が高い事があり、
医師による降圧剤として第一選択とされる事が多くなっています。
▼メカニズムとしては
動脈の血管壁の細胞が収縮することで血管は細くなり血圧が上がります。
この収縮は、細胞内にカルシウム(Ca)イオンが
流れ込むことによって引きおこされます。
このカルシウムイオンをふさぐことで、
血管の収縮を抑え、血管を拡げ、血圧を下げることができます。
これがカルシウム拮抗薬の働きです。
わかりやすく言えば血管を拡張させて血圧を下げる薬です。
カルシウム拮抗薬には、末梢血管を拡張させるだけでなく、
心臓の血管も拡げる働きがあり高血圧だけでなく、
狭心症の治療にも用いられます。
▼副作用
カルシウム拮抗薬の副作用は、
頭痛、動悸、胸やけ、ほてり、むくみ、血糖値の上昇、歯肉増生、便秘、
うつ 肝臓障害などです。
一時的には良いが、長く使うと心臓に負担をかけることが最近分かってきました。
▼参考
製薬会社のサイトなので降圧剤の副作用の記載はおだやかですが、
血圧や高血圧、降圧剤の基礎知識についてわかりやすく説明されています。
降圧剤の服用をさりげなく薦めているようにも感じられました。
「薬のチェックは、命のチェック」
まず、基礎知識を身につけましょう。