降圧剤の危険な組合せが主流になっています
「高血圧は薬で下げるな」より
日本では6種類の降圧剤が現在使われていますが、
どの薬を使用するかは医師の判断に委ねられています。
ひとつの薬で効果がない場合は、他の薬と併用されたり
また1種類の薬が増量されたりします。
▼降圧剤の組み合わせの現状
かつての主流は
・利尿剤+β遮断剤+ACE阻害剤でした。
現在の主流は
・カルシウム拮抗剤+ARB(あるいはACE阻害剤)が圧倒的です。
かつて使われていた比較的安全な組合せに代わって、
新薬同士の組合せに変わっているのです。
これらの薬は作用も強力であり、価値が高いと錯覚した医師が使いたがるのです。
しかし、安全面から考えると、
まだ、とても信頼できるデータは蓄積されていません。
逆にガン発生の危険性を高める可能性があるというデータもあります。
私の場合も現在の主流組合せで、カルシウム拮抗剤2錠+ARB1錠です。
まさに危険な組合せそのものです。
私は本書を読みすすんでいくに従い、
後悔の念をとても強く感じるようになりました。
それは、医師から降圧剤を処方され
何の疑問もなく長期服用してしまったことです。
脳内出血発症してから服用を始めたわけですが、
発症当時は、リハビリで精一杯であり
とても処方された降圧剤にまで気がまわりませんでした。
それは自分でもしかたがないことだと思っています。
しかし、退院して日常生活に戻ることができてからも
何の疑問もいだかず降圧剤を服用し続けてしまいました。
まるで降圧剤を服用していると高血圧症が治っていくように錯覚しながら。
他の高血圧症の人にも「降圧剤を服用しなければ私と同じようになるよ。」
と降圧剤の服用を薦めていたほどです。
医師は何故このような危険性がある降圧剤の長期服用をすすめるのでしょうか。
そればかりか、降圧剤の組合せについても真剣に検討しているとは思えません。
処方している医師は何の疑問ももたないのでしょうか。
私の場合は、降圧剤をきちんと服用しなかったら
「まだこりないのか」と患者を恫喝されたくらいですから話もなりません。
自分たちが高血圧症になったら降圧剤を服用するのでしょうか。
一度医師に聞いてみたいものです。
いつの時代でも副作用がはっきりしてからでないと医学界は動きませんね。
それは過去の薬害からもよくわかります。
しかし、仮にも医師ですからもう少し患者の立場になって勉強して欲しいものです。
おっと、医師の批判ばかりしても何も改善されません。
自分の身体は自分で守っていかなければ。
今の時代ですから、調べようと思えばすぐに調べることが可能です。
自分で調べなくても「ヤフー知恵袋」で質問すれば、適切な解答をもらえます。
大切なことは、本人が疑問を持つか持たないかですね。
「薬のチェックは、命のチェック」改めて強く感じています。
私のブログを読んで下さっている方は
降圧剤に限らず薬を長期服用する場合には、必ず疑問を持って下さい。
そして、少しでもいいので副作用について調べてみて下さい。
そうすれば、何をするべきなのか必ず気づいていただけると思います。