高血圧とは?基準値-特徴は?別名[サイレントキラー]と呼ばれる理由とは?
★高血圧とは?
高血圧は、文字のとおり血圧の高い状態が続く病気です。
そして、血圧とは、血液が全身に送り出される際の
「血管にかかる圧力」のことです。
この圧力が基準値以上の状態が続く状態が高血圧です。
高血圧の基準値
分類 | 収縮期血圧(最高血圧) 拡張期血圧(最低血圧) |
---|---|
至適血圧 | 120以下、80以上 |
正常血圧 |
120~130、80~85 |
正常高値血圧 | 130~140、85~90 |
軽度高血圧 | 140~160、90~100 |
高血圧の特徴・サイレントキラーと呼ばれる理由
高血圧の危険性をみなさんよく理解していません。
高血圧は別名「サイレント・キラー」と呼ばれています。
サイレント・キラー = 静かなる殺し屋です。
まさに高血圧にぴったりの表現だと思います。
- 誰にも悟られず(怖い病気だと認識されず)
- 音もなく(自覚症状がなく)近づき
- 息の音を止める(脳卒中、心臓疾患)
しかもそのはっきりした原因(姿)は現しません。
命にかかわる病気ですから
誰もがよく知っていて恐れられています。
しかし、その原因といわれている
高血圧(サイレント・キラー)については、
あまり真剣に改善しようとははしません。
高血圧の現状
日本人40~74歳のうち男性は約6割、
女性は約4割が高血圧だといわれています。
今は、3人に1人がガンで亡くなる時代ですが、
少し前は、脳卒中や心臓疾患がガンよりも多かったのです。
そして、高血圧は、脳卒中や心臓疾患を
引き起こす最も主要な原因です。
命はとりとめても、大なり小なり後遺症が残ります。
もはや国民病と言っても過言ではありませんが、
治療を受けられている方は、わずか2割にすぎないそうです。
私も脳内出血になるまで無関心だったので、
高血圧が脳卒中などの重篤な疾患を引き起こすことについて
一般の方の認識は極めて低いといえそうです。
脳内出血体験者としては、
一人でも多くの方に高血圧の危険性をわかってもらって
私のような障害者にならないように切に願うばかりです。
★まとめ
以上が、「高血圧とは?基準値-特徴は?
別名[サイレントキラー]と呼ばれる理由とは?」の内容です。
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