降圧剤は高血圧の治療剤ではありません[症状は一切改善しません]
私が降圧剤を長期服用するようになった要因を昨日書きました。
その要因の中で、降圧剤を飲んで血圧が下がると
高血圧症が治っていくような
錯覚にとらわれことを再度考えてみたいと思います。
降圧剤を高血圧症の治療剤だと
勘違いしている方が大勢いらっしゃるのではないでしょうか。
降圧剤は高血圧症の治療剤ではありません。
いくら長期に服用したからといって、
高血圧症の治療には一切役立っていません。
高血圧は一切改善されていないのです。
ただ血圧を下げているだけなのです。
高血圧症の方、降圧剤を服用されている方、
これから服用しようと考えらえている方
このことをけっして忘れないでください。
もしかすると医師の中にも降圧剤を
治療剤だと思っておられる方がいるかもしれません。
高血圧症は、高血圧になる必要があるためになったのです。
- 肥満により血液を送る部分が増えた
- 肉類を食べ過ぎたために血液の粘性が上がった
- ストレス過多のため脳に多くの血液が必要になった
- 動脈硬化により血管の断面積が小さくなった
- 加齢による付着物のため血管の中が狭くなった
上記のような理由により、栄養や免疫機能などを運ぶ血液を
従来どおり体のすみずみまで送ろうとして
心臓は勢いよく圧力を上げて血液を送りだすのです。
それを、降圧剤によって血圧だけを下げるわけですから
どのようなことが起きるか想像してみてください。
- 栄養分や免疫機能が体のすみずみまで行きわたらなくなります。(癌)
- 脳梗塞を発症する可能性が増します。
- 狭くなった血管を圧力を下げて、粘性の高い血液を送れば
- 血管の中で血液が詰まるリスクが大きくなります)
脳内出血を予防するための降圧剤で
逆に脳梗塞を発症したのでは本末転倒です。
高血圧症の治療を行うのであれば
上記の高血圧症の原因を取り除かなければ治りません。
それには、自分の独りよがりな考えだけでは限界があります。
高血圧症や降圧剤に対する正しい知識はもちろんのこと、
自らの生活習慣を見直す以外に高血圧症の治療剤はありません。
最後にもう一度
降圧剤は高血圧症の治療剤ではありません。